帰化申請書の書き方 ③履歴書(その1)

履歴書(その1)の書き方

 

氏名は漢字又はカタカナで記載します。通称名やアルファベットは使用できません。

西暦では記載できません。西暦であれば、元号に直して記載してください。
また、元号も以下のように記載してください。

(例)昭和36年→昭36、令和3年→令3

具体的な日付が分からない場合は空欄でも問題はありませんが、年と月までは、
最低限、記載するようにしてください。

 

1行目は出生地から始まります。出生地は出生証明書や出生届受理証明書の出生地に合わせて地番まで記載してください。

2行目からは住所を記載します。住所は都道府県名から記載し●丁目●番●号とマンション名、部屋番号まで記入します。●-●-●とは記入しませんのでご注意ください。住所の最後に「~に移転」と記載し、(次に住所を移転した日付を記載します。令和3年3月までであれば、令3.3と記載します。)

(例)埼玉県さいたま市中央区上落合●丁目●番●号に移転(令3.3まで)

※もし、次の住所移転がない場合は、最後に(現在まで)と記載します。

(例)埼玉県さいたま市中央区上落合●丁目●番●号(現在まで)

 

学歴・職歴を記載します。

記載する範囲は小学校入学から現在の勤務先までです。幼稚園や保育園は記載しません。

(例)市立●●小学校入学

(例)同校卒業

※職歴は、本国での職歴や日本に入国した後におこなったアルバイト歴も含みます。また、 勤務先の記載だけでなく、担当した職種についても記載してください。

(例)●●会社(株)入社 営業担当

(例)前記会社(株)退職

(例)マクドナルド●店でアルバイト

※学歴については、転校、中途退学、卒業の学部等についても記載してください。

 

記載する範囲は申請人の両親と申請人に関わる項目です。

※両親が離婚している場合は「父母離婚」と記載をし、申請人が離婚している場合は「日本人●●と離婚。離婚届け提出」日付は離婚届の記載事項証明書や戸籍謄本の通りに記載してください。

※両親、配偶者、子供が死亡している場合は「父死亡、妻死亡、長男●●死亡」等と記載をし、日付は死亡届の記載事項証明書や戸籍謄本の通りに記載します。申請人が結婚している場合は「日本人●●との婚姻届出」と記載します。

(例)父死亡

(例)日本人恵子との婚姻届出

(例)韓国人美和子との事実婚など

 

※申請人に子供がいる場合は「長男●●出生」と記載します。

(例)長男英樹出生

 

<まとめ>
※履歴書(その1)は出生から現在までの全ての居住関係、学歴・職歴(アルバイトを含む)・身分関係を時系列順に記載していきます。

※うまく時系列順に記載する方法は、人それぞれのやり方があるとは思いますが、私の方法は、居住関係、学歴・職歴(アルバイトを含む)、身分関係をそれぞれに時系列に並べて表にし、それをパズルを合わせるように年号の古い順に並べていく方法です。

いずれにせよ、労力を伴う時間がかかる細かい作業となります。

 

Beyond行政書士事務所では、皆様のご負担を出来るだけ少なくするように、お手伝いさせていただきます。いつでもお電話ください。

 

 

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