帰化申請書の書き方 ④生計の概要(その2)

生計の概要(その2)

 

所有している不動産(土地・建物)について記載してください。

※法務局から取得した土地と建物の登記簿謄本(全部事項証明書)に基づいて
記入してください。

土地の場合、表題部の②地目の欄に書かれているものを記載してください。
(例)宅地

建物の場合は、①種類、②構造に書かれているものを記載してください。
(例)居宅 木造ルーフィングぶき2階建など

(注意点)不動産については、国外にあるものも記載する必要があります。

 

土地・建物の面積を記載してください。

土地の場合、③地積㎡に書かれているものを記載してください。
(例)185.50㎡

建物の場合、③床面積㎡に書かれているものを記載してください。
(例) 1階 57.00㎡  2階 53.25㎡

 

時価金額を記載します。現在の価値でどのくらいか、おおよその数字を記載して
ください。
(例)時価4,000万円程度

 

名義人を記載してください。

※共同名義の場合は連名で書き、持分(もちぶん)も記載してください。
(例)●●●●名義(持分10分の3) ●●●●名義(持分10分の7)

 

預貯金の預入先を記載してください。
※所有している全ての口座(概ね10万円以上)を記載する必要があります

(例)三菱UFJ銀行 ●●支店

 

名義人を記載してください。

(例)●●●●

 

預金金額を記載します。(普通預金、定期預金、積立預金など)

※普通預金の場合、預金通帳の最後の記帳ページを参考に記載してください。
(例)536,500(円)
5,000,000(円)(定期)
2,500,000(円)(積立)

 

所有している株券・社債等を記載してください。              (例)株券10,000株

 

評価額を記載してください。                         (例)時価500万円分

 

名義人を記載してください。

 

高価な動産を記載してください。
※おおむね100万円以上のもの
(例)貴金属
普通自動車(クラウン2016年式3,000cc)

 

評価額を記載してください。おおよその額で大丈夫です。

(例)時価200万円程度

 

名義人を記載してください。

 

最後に、
生計の概要(その2)は、申請人を含む同居の家族の資産状況をすべて記載する書類です。帰化申請にあたり、要件の一つである生計要件を確認するものです。
毎月安定的な収入があることを審査され、預貯金や資産の状況は、それ程、重要ではありません。毎月安定的な収入があり独立した生計を維持できていれば生計要件は問題ないと言えます。

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