モンゴル人との国際結婚手続
結婚年齢は男女ともに18歳以上。
モンゴル人との結婚方法は、日本の市区町村役場に婚姻届を提出ししてから駐日モンゴル大使館に婚姻の報告をする方法と、モンゴルのウランバートル国民登録情報センターで婚姻登録をする方法があります。
それぞれの結婚手続の流れについて簡単にまとめた表が下記になります。
※結婚手続が終わった後、お二人で日本で生活するためには配偶者ビザが必要になってきます。 偽装結婚を疑う入管の審査は年々厳しくなってきており、書類不備、説明不足による不許可が増えてきています。少しでも不安なお気持ちがございましたら、Beyond行政書士事務所にご連絡ください。
お二人のために全力でサポートさせていただきます。
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ご参考までにそれぞれの結婚手続の流れについて詳細なものをご紹介します。
日本で婚姻届を提出する方法
（モンゴル国大使館にて登録）
最初に婚姻届出予定先の市区町村役場にてモンゴル人との婚姻届に必要な書類を確認します。
モンゴル人との国際結婚手続きのなかで大変な作業は駐日モンゴル大使館で婚姻要件具備証明書を申請する際に求められるたくさんの書類を集めることがたくさんあることです。特に健康診断書には色々と検査項目があり、複数の医療施設で検査をすることになります。
市区町村役場で婚姻届が受理されたら、駐日モンゴル大使館に婚姻の報告をし婚姻証明書を発行してもらいます。余裕を持った申請を心がけるようお勧めします。
手続の流れは1→2→３となります
１ 婚姻要件具備証明書を取得する
駐日モンゴル大使館で婚姻要件具備証明書を取得する。
【日本人の必要書類】
１戸籍謄本 /モンゴル語翻訳文書/
２パスポート写し又は運転免許証写し
３住民票 /モンゴル語翻訳文書/
４健康診断書（エイズ・性感染症・精神病・結核の検査結果）/モンゴル語翻訳文書/
５婚姻申請書/モンゴル語翻訳文書/
【モンゴル人の必要書類】
１パスポートの写し（本人肖像写真の頁と査証の頁）
２国民登録証の公証済の写し
３出生証明書の公証済の写し
４国民登録情報センター発行の非婚姻（独身）証明書（45日以内に発行されたもの）、以前に離
婚した場合は、離婚登録に関する書類、裁判所決定
５警察庁発行の犯罪経歴証明書（９０日以内に発行されたもの）
６モンゴル国での居住地の役所発行の住民票（居住証明書）。
７外国人登録証明書（日本国行政機関発行）の写し
８健康診断書（エイズ・性感染症・精神病・結核の検査結果）/モンゴル語翻訳文書/
９婚姻申請書
10日本滞在に関して関連機関の発行する文書（学生証、勤務先発行の就労（在籍）証明書など）
11領事手数料２０００円
当事者2人が一緒に駐日モンゴル大使館に出頭し、以上の書類の原本とカラー写し２部、合計3部を大使館に提出します。審査を経て、婚姻要件具備証明書が発給されます。
２ 市区町村役場で婚姻届を提出する
日本の行政機関（居住地の役所）に婚姻届（日本）を提出します。
駐日モンゴル大使館から婚姻要件具備証明書が発行されたら、市役所に行き、婚姻届を提出します。一般的に下記の書類を提出しますが、事前に市役所の戸籍担当者に確認をしてください。
１婚姻届
２婚姻要件具備証明書（駐日モンゴル大使館で取得）および日本語訳
３モンゴル人のパスポート
４日本人の戸籍謄本（本籍地で届け出る場合は不要）
５日本人の身分証明書
※その他案内を受けた書類
３ 駐日モンゴル大使館で婚姻証明書を取得する
日本の市区町村役場で婚姻届が受理され、婚姻事実が記載された戸籍謄本が取得できるようになったら、夫婦二人で駐日モンゴル大使館で婚姻登録をします。モンゴル国婚姻証明書（※）の取得ができたら、出入国在留管理局で配偶者ビザを申請することができます。
※モンゴル国婚姻証明書の発給（証明書料金２０００ 円）。
【必要書類】
１戸籍謄本（新しく婚姻事実が記載されたもの）
２モンゴル人のパスポート
３日本人のパスポート
４婚姻要件具備証明書の申請時に提出した書類一式の控え
５手数料2,000円
※郵送を希望する場合は、レターパックなどの返信用封筒
モンゴルから先に婚姻手続きを行う場合
（ウランバートルの国民登録情報センターにて登録）
手続の流れは1→2→３となります
１ 婚姻要件具備証明書を取得する
在モンゴル日本大使館で婚姻要件具備証明書を取得します。
必要書類は次のとおりです。
１戸籍謄本（発行後3か月以内のもの）
２顔写真付身分証明書の原本（パスポート、運転免許証など）
なお、婚姻要件具備証明書は日本の法務局での取得も可能です。
２ ウランバートルの国民登録情報センターで婚姻登録をする
日本人の必要書類
１公証済の婚姻申請書＋モンゴル語翻訳文
２婚姻要件具備証明書＋モンゴル語翻訳文
３健康診断書（エイズ・性感染症・精神病・結核の検査結果）
４県庁所在地のある警察本部発行の無犯罪証明書
（犯罪歴に関する警察の証明書）＋モンゴル語翻訳文
５モンゴル国で生活する経費支弁に関する関連機関の証明書
６公証済の身分証明書写し
７写真 1枚
８査証・在留許可に関して違反がないことの証明書
※日本で取得した書類はモンゴル語に翻訳して公証を受ける必要があります。
※４については警察本部の鑑識課まで出向き、指紋を取られて発行まで2週間かかりますので、かなり面倒な手続きとなります。
モンゴル人の必要書類
１国民登録証明書
２健康診断証明書（エイズ・性感染症・精神病・結核の検査結果）
３独身証明書
４離婚証明書（離婚歴がある場合）
５モンゴル警察発行の犯罪証明書
３ 日本側に婚姻届を提出する
在モンゴル日本大使館又は日本の市区町村役場で婚姻届を提出し、モンゴルで成立した婚姻を日本側に報告する。急ぐ場合は日本の市区町村役場に婚姻届を提出することをお勧めします。婚姻事実が記載された戸籍謄本を入手したら、出入国在留管理庁で配偶者ビザの申請ができるようになります。
必要書類
１婚姻届
２日本人の戸籍謄本
３国民登録情報センター発行の婚姻証明書及び和訳文
４モンゴル人配偶者の身分証明書（パスポート、IDカード）原本および和訳文
５日本人の身分証明書
※その他指示された書類
※当サイトでご紹介している方法は、可能な限りUPDATEした情報を掲載していますが、変更されている可能性もありますので、提出先や取得先の役所等で確認をしつつ結婚手続きを進めてください。
配偶者ビザの申請
結婚手続が完了した後、モンゴル人配偶者と日本で生活していく為には、配偶者ビザを取得する必要があります。配偶者ビザの申請手続きは非常に大変で、審査も年々厳しくなってきているので、しっかり準備をした上で申請していくことが重要です。
少しでも不安なお気持ちがございましたら、Beyond行政書士事務所にご連絡ください。
お二人のために全力でサポートさせていただきます。